みなさん、こんにちは。

21世紀型子育てProject主宰、ふぁみりあすのあゆみんです。

この間、友だちが心理テストをしてくれました。

初めてのパターンだったので、こんなのがあるんだってビックリしました。

ちょっとやってみませんか(笑)？

とんかつ、あなたはどこから食べますか？

答えは決まりましたか？

食べる位置から見える性格診断 ！！

それでは解説です。

❶ 『左端から食べる』 ⇒ 【しっかり者の理論派タイプ】

❷ 『真ん中から食べる』 ⇒【 行動力がある自由人タイプ】

❸ 『右端から食べる』 ⇒ 【趣味を生きがいにしているタイプ】

❹ 『キャベツから食べる』 ⇒ 【芯が強いコツコツタイプ】

当たってましたか？！

心理テストの中には遊び半分のものもありますが、統計を元にした分析もありますね。今回は、アドラー心理学で用いられている「ライフスタイル診断」をご紹介します。

★本日のポイント

1　 ライフスタイルとは？

2　 診断してみよう

3　 あなたのライフスタイルはこちら

1     ライフスタイルとは？

アドラー心理学の「ライフスタイル」とは、私たちがどのように世界を見て、人生で何を大切にするか、ということを表します。この考え方は、私たちが小さい頃からの経験によって作られますが、大切なのは「自分が人生の主役である」ということを理解することです。つまり、自分の人生は自分で作り上げるものだということ、そして、死ぬ直前まで変えることができるということなのです。

未来志向のアドラー心理学では、人それぞれの性質(＝ライフスタイル)を知ることによって、協力し合い、助け合うことができると考えています。そして、人と比べて落ち込むことなく、「自分は自分らしくいること」が大切だと伝えています。

そして、もし今のライフスタイルが自分にとって不適切と気づいたら、適切なものに変えることができるのです。

アドラーは「人間は死ぬ直前まで生き方を変えることができる」と言っています。ライフスタイルを知ることで、今の時点での自分（や相手）の思考グセ、生き方に気づき、どのようにアプローチするのがよいかを考えるきっかけにしてみましょう。

2　 診断してみよう

それでは早速、診断に移りましょう。

下記のシートのチェック項目に該当するものを選び、それぞれの点数を出してください。
いちばん得点の高かったものがあなたのライフスタイルになります。点数が同じだったり、ほぼ差がない場合には両方の性質があります。

3　 あなたのライフスタイルはこちら

紺色（ゲッター）

なるべく得をしようと考えるタイプです。他者にしてもらうことに抵抗がないのですが、それが叶わぬと不満に思います。魅力的に振る舞ったり、怒ったり、必要以上におしとやかにしたりなど、感情を使って相手に動いてもらおうとします。たっぷりすぎるくらいの愛情を受けて育った人に多く見られるライフスタイルです。

ピンク色（ベイビー）

他者を頼るのが得意。自分の弱さを知っていて、それによって人が助けてくれるようにと願っています。世界は危険にあふれているから自分を守ってほしいと考えます。末っ子によく見られ、魅力やかわいらしさを自然にアピールできるタイプです。

オレンジ色（コントローラー）

「きっちりとした人」で、完璧主義者と評されるタイプの人です。自らを律し、それができる自分に自信をもっています。細かいことにも気がつくので、周りからの信頼を得ることができます。一方で、柔軟性に欠ける人と言われることもあり、傾向が強くなりすぎると、相手の思考や感情を決めつけてトラブルになることがあります。

緑色（ドライバー）

自分の人生のハンドルは自分で握っていたいタイプです。人生で達成したい目標を持っている人が多いです。自分は優越でなければならないとして人に優れようとします。ヒマや無意味なことを嫌います。第一子に多く見られ、権力や力に敏感です。

水色（ヴィクティム）

自分は無実の犠牲者という感覚があります。私は攻撃されやすい、自分はこの世で最も不幸な人間としてこの世界を見ます。他者に対して劣等感を持ち、時に羨望や嫉妬の感情を抱きます。あまり見られない類型ですが、人生がうまくいってない時にはこのスタイルにはまりやすくなります。

赤色（エキサイトメントシーカー）

刺激的なことや興奮が大好きです。大胆で斬新な考えを持ち、活動的です。新しいことにチャレンジすることが好きなので、大きなトラブルに陥ったり、トラブルに巻き込まれたりすることも多いです。幼少期にはよくケガをしていたという人も多いです。活発さが健全な方向性に向くか不健全さに向くかで大きく違ってきます。

いかがでしたか？

ライフスタイルは、その時のご自身を取り巻く環境やメンタルの状態によっても変化します。

時々チェックしてみると、いま自分がどんな状態にあるのかを客観的にとらえることができます。そして、このままではイヤだと思ったら、変えるためにどうしたらいいかを考え、一歩を踏み出していけるのです。

これこそが、アドラー心理学が「未来志向の心理学」と言われるゆえんです。

あなたも、今の自分を未来につなげてみませんか。

◆この記事を書いたひと