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子どもと家族と私とわたし

<家族と私> 4月を親子でおだやかに過ごすために

 ~ マイナスをプラスに変えるおまじない ~

こんにちは!

幸せ家族を対話でつくる、ふぁみりあすのあゆみんです。

 

春というには少し強すぎる日射しに汗ばむ入園式だったご家庭もあったのではないでしょうか。

 

新年度が始まりましたね。

週が明ければ、折り目のピシッとついた制服に身を包んだ中学生、ピカピカのランドセルの小学生たちが町にあふれるのでしょう。

 

木々の芽吹きでうっすら黄緑色に染まる高尾山の景色も、今だけの特別な眺め。春は新しい生活の始まりだなぁって思います。

 

新しい生活になじむまで子どもも保護者の方も ハラハラドキドキの日々が続きます。

そんな中で子どもたちは 試行錯誤を繰り返して生活に慣れていくし、成長もしていくのですね。

 

親も子も、大きく生活が変わる時はピリピリしがち。

特に今年の4月は、月曜日から始まって一週間休みなしなので、金曜日が来るころには疲れもピークに達しています。

今週、来週は週末ゆっくり過ごせるスケジュールを組んで、パワーチャージして月曜日をお迎えくださいね。

 

★ 本日のポイント ★

 

1.「ゆとり」は生み出す、創り出す

 

2.子どもは大人の何倍も疲れてる

 

3.心配の裏返しは、愛情深い応援

1. 「ゆとり」は生み出す、創り出す

 

進級や進学、職場復帰などで4月は誰にとっても忙しい毎日。そんな日々だと「ゆとりなんて言ってられないわよー!」っていう悲鳴を上げたくなるかもしれません。

でも、子育ての中で「ゆとり」を見つけ出し大切にすることは、家族にとって、想像以上の価値をもたらします。このゆとりが、子どもの成長を豊かにし、家族の絆を深めるカギとなるのです。

 

日々の忙しさに追われていると、子どもの小さな変化を見落としてしまいます。4月は子どもの心がいちばん揺れ動く時期だし、グッと成長を見せる時期でもあります。それを認め、声かけすることで、子どもは安心できるのです。

「ゆとり」を持つことで、私たちは子どもの小さな変化にも気づき、適切に反応することができます。このような質の高いコミュニケーションが、子どもの自尊心や自立心を育みます。

 

とはいっても、4月の忙しさでは意識的にゆとりを生み出す工夫が必要です。

生活リズムも変わるご家庭も多いでしょう。これを機に家事や育児の分担についてパートナーと話し合う機会を持つことで、ゆとりを生み出してみてはいかがしょう?

また、お子さんも交えた家族会議で、少しずつお手伝いの範囲を広げるのもいいかもしれません。

パートナーや家族との協力によって、一人に負担が集中するのを避け、それぞれが息抜きの時間を持てるようにしましょう。また、時間管理の工夫も重要です。例えば、週に一度は「家族の日」を設け、その日は家族で過ごす時間を最優先するなど、意識的に「質の時間」を確保するのです。

 

日々のタスクに追われるだけだと、ゆとりの時間はやってきてくれません。意識的に生み出す、創り出していきましょう

 

2. 子どもは大人の何倍も疲れている

 

新しい生活の始まりは、子どもにとっても、それを見守る母親にとっても、一つの大きな節目です。

新しい友達、新しい環境、そして新しいルール。これら全てが、子どもの小さな心と体に大きな負担をかけます。この大切な時期に、親がどのように子どもを支え、理解し、寄り添うことができるかが、子どもの健やかな成長にとって非常に重要です。

 

子どもは、私たちが想像する以上に敏感です。

新しい環境での経験は、彼らにとって大きな刺激となりますが、同時に疲労の原因ともなります。日々の生活がもたらす心身の疲れを見逃さずに、私たちはそのサインを理解し、適切に対応する必要があります。

喜びに満ちた新生活でも、子どもにとってはストレスも抱えやすい環境

子どもが新しい環境で感じる疲れは、単に身体的なものだけではありません。心の疲れも大きいのです。

 

この疲れを支えるためには、まず、子どもの話をじっくりと聞き、その感情を受け止めることが大切です。子どもが話したがらないときは、その気持ちを尊重し、無理に話を聞かせようとせず、そっと寄り添う姿勢を見せることが、子どもにとって大きな安心感となります。

同時に、そうした時間を持つためには、親にも時間と心のゆとりが必要になるわけですね。前項を参考に、ゆとりを創り出してくださいね。

 

疲れた子どもには、特に穏やかで安心できる空間が必要です。

気分転換にと、公園ではしゃぐよりは、子どもの好きな絵本を一緒に読んだり、静かな音楽を聞きながらゆっくりと過ごす時間を持つことで、子どもは心身共にリラックスできます。

 

このような時期に、親が子どもに示す愛情深い理解と支えは、子どもが自信を持って新しい環境に適応していくための大きな力となります。子どもが感じる疲れに対して、柔軟に対応し、穏やかなサポートを提供することで、子どもは安心して生活を楽しむことができるようになるでしょう。

 

3.心配の裏返しは、愛情深い応援

 

私たちは子どもが直面する困難や挑戦に対して、過剰に心配をしてしまいがち。でも、この心配や不安をポジティブな応援に転換することで、子どもの自信を育む大きな力となるのです。

 

この時期は、親にとっても心配や不安が先に立ちやすいですよね。

子どもが新しいことに挑戦する時に心配や不安な気持ちが湧くのは自然な反応です。ただ心配の声は、時に子どもにプレッシャーを与え、自信を奪うことにもなりかねません。

 

「大丈夫?」

「ちゃんとできる?」

 

あなたがもし、毎朝こんな声かけをされたら、自信がなくなってきちゃうと思いませんか?

 

大切なのは、心配の言葉を励ましに変え、子どもが自らの力で困難を乗り越えられると信じる応援のメッセージを送ることです。

 

励ましの言葉は、子どもの内に眠る自信を引き出す魔法のような力を持っています。「できないかもしれない」という恐れを、「挑戦する価値がある」という希望に変えることができます。子どもが自信を持って挑戦できる声かけをしていきましょう。

 

心配や不安の根っこにあるのは、愛情です。だから、その愛情を子どもが自信を持って歩んでいく力に変えて、子どもは困難に立ち向かう勇気と、新しい挑戦に対する好奇心を育てていきましょう。

 

 

期待と希望に満ちた新生活。お子さんもご自身も心身整えてお過ごしくださいね。

 

◆この記事を書いたひと


生田あゆみ

元私立高校教員

教育コーディネ-ター

21世紀型子育てプロポーザー



ちゃんとしなきゃで子育てをしていたら酸欠になりました。

そういえばこの感覚、教員時代にも感じていたぞ?

おかしいな、なんでうまくいかないのかな?

そんな思いから学びを深めていくと、教育も子育ても古い価値観にとらわれて自分の感覚を置き去りにしていることが分かりました。そして、私と同じように自分を失くして子育てしている人たちがたくさんいることも知りました。

現在は、「わたし」を軸にした21世紀型子育てマインドの育み方をお伝えするふぁみりあすと、「教育を選ぶ」をサポートし、学校選びの選択肢を増やすポータルサイト「教育移住.com」を主宰しています。


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ふぁみりあす

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