杉並区 社会貢献や支援 地域に根付いた活動を行う団体の紹介
ここでは、生活リズムの構築、食事や金銭、体調の管理など、日常生活に必要なスキルを一緒に身につけていきます。また、就労移行の一歩手前の段階として、作業所や一般就労への復帰を目指す足がかりを提供する場でもあります。
精神的な不調は繰り返すことも多く、職場復帰できても再び離脱してしまうケースも少なくありません。だからこそ、単なる応急処置ではなく、自分自身としっかり向き合い、ストレスとの向き合い方や自己理解を深める必要があります。
私たちは、「なぜ自分はこう感じるのか」「どんな場面で困るのか」など、一つひとつを棚卸ししながら、根本的な課題と向き合うサポートをしています。
2024年12月2日(月)メンタル不調を抱える方々の生活能力向上を支援する、自立訓練(生活訓練)事業所「いちきゅうリワーク」を、杉並区荻窪に開設しました。
本施設は、利用者一人ひとりの状態や希望に応じて個別支援計画を作成し、それに基づいた多彩なプログラムを提供することで、自立から就労までを支援する新たな地域福祉の拠点となることを目指しています。
1. 利用者一人ひとりに合わせた個別支援計画
初回面談から個別にアセスメントを行い、利用者ごとに最適な支援目標と進行スケジュールを設計します。週1回の短時間通所から始めて、最終的に週5日の通所を目指します。
2. 多彩なプログラム(100以上の教材)
全体で100種類以上の教材から構成されるプログラムを提供。内容は以下のように多岐にわたります:
・健康管理:運動・食事・睡眠・ストレスケア
・自己管理:生活リズム、金銭管理、服薬管理、セルフケア
・自己理解:自分の障害特性を知る
・社会適応力の向上:対人関係、職場コミュニケーション、模擬面接
それぞれのプログラムは座学形式で行い、まるで“大人の保健体育・家庭科”のような感覚で楽しみながら学べる内容です。
3. 健康管理ツール「いちきゅうヘルス管理」の活用
毎日の体調や生活の振り返りを行うことで、自己理解と生活習慣の改善をサポート。利用者が自ら気づきを得られる仕組みを導入しています。
4. 専門スタッフによる包括的な支援
いちきゅうリワークには、精神保健福祉士や就労支援員など、 経験豊かな専門スタッフが在籍しています。 利用者さん一人ひとりの復職・就労はもちろん、 日々の生活リズムや健康管理、人間関係など、 生活面も含めた支援をスタッフ同士が連携しながらチームで行って います。困ったときや不安なときも、ひとりで抱え込まず、 小さなことでも気軽に相談できる環境を整え、 利用者さんが安心して過ごせる場を提供しています。

インタビュー中のサービス管理責任者の下田直樹さん
私たち「いちきゅうリワーク」は、自立訓練(生活訓練) の事業所です。主に精神障害をお持ちの方や、 メンタルの不調を抱える方を対象に、生活力の維持・ 向上を目的とした支援を行っています。 利用者さん一人ひとりの状態や目標に合わせたプログラムを通じて 、より自分らしい生活を築けるよう、 スタッフが寄り添いながらサポートしています。


一人で悩みを抱え続けていると、考えが堂々巡りになり、 なかなか出口が見えなくなることがあります。けれども、 誰かに話すことで、自分では気づかなかった考え方や視点に触れ、 気持ちが整理されることもあります。
「誰かに相談すること」「他の人の意見に耳を傾けること」 それは、社会復帰へと踏み出す大切な一歩です。 いちきゅうリワークでは、 スタッフや他の利用者さんとのコミュニケーションを通じて、 そうした気づきや学びのきっかけを大切にし、 一人では気づけなかった“新しい自分” に出会える場づくりを心がけています。


いちきゅうリワークでは、 生活の土台を整えるための座学プログラムをいくつかご用意してい ます。内容は、たとえるなら「大人のための生活基礎講座」。 日々の暮らしをより良くするために、「なぜ睡眠が大切なのか」「 なぜ運動が必要なのか」など、 生活の基本を改めて学び直す機会です。
たとえば、
・朝起きて日光を浴びることの効果
・規則正しい食事の大切さ
・ストレスとの上手な付き合い方
こうしたテーマを、スライドや資料を用いて、少人数で学びます。 グループで学ぶことで、自分とは異なる考え方や感じ方に触れ、 視野を広げるきっかけにもなります。
いちきゅうリワークでは、個別対応にも力を入れています。 利用者さん一人ひとりのこれまでの歩みや現在の課題に寄り添い、 その方にとって最適な支援内容を一緒に考えていきます。
「どのような目標を持ち、どのようなペースで進んでいくか」 それを利用者さんと対話を重ねながら決めていくことが、 私たちの支援の基本姿勢です。
個別の支援とグループでの学び、その両方を組み合わせることで、 自分のペースを大切にしながらも、 他者とつながる経験ができる場を提供しています。

可動式の机&椅子で、個別学習もグループワークも自由に対応可能!気持ちよくのびのびとトレーニングに取り組めます

明るく清潔感のある空間で、集中しやすい環境です
現在、 日本全国には精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方が約120万人 、 そして何らかのメンタル不調により支援を必要としている方は20 0万人を超えると言われています。さらに、 引きこもり状態にある方も100万人以上いると推計されています 。
しかしながら、こうした方々を受け入れ、 社会復帰や生活再建をサポートする施設は、 まだまだ十分に整っているとは言えません。 特に地方では支援の選択肢が限られ、 社会とのつながりを持つこと自体が困難な状況に置かれている方も 少なくありません。
いちきゅうリワークでは、そうした「戻りたくても戻る場がない」 「一歩を踏み出したくてもきっかけがつかめない」方々のために、 支援と社会参加をつなぐ“中間地点” としての役割を果たしていきたいと考えています。


プライバシーに配慮された相談室・多目的室

サービス管理責任者・下田直樹さん
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これまで約20年間、障害福祉や高齢者福祉など、 さまざまな福祉サービスの現場に携わってまいりました。 生活支援、就労支援、相談支援などを通して、 多くの方々と関わり、一人ひとりの思いに耳を傾けながら、 その方らしい暮らしや生き方を支えるお手伝いをしてきました。
これからも皆様の気持ちに寄り添い、 安心して過ごせる環境づくりと、 その方の目標に向けたサポートを丁寧に行ってまいります。
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生活支援員・廣川智隆さん
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リワーク、デイケアの経験を活かし、よりよいサポートをしてまいります。
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生活支援員・美馬えりなさん
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笑顔で寄り添いながら、一人ひとりのペースや目標に合わせて、 生活のリズムづくりや社会復帰へのステップをあたたかくサポート していきます
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「いちきゅうリワーク」では、 一人ひとりの人生にしっかりと向き合い、 その方の歩幅に合わせた支援を専門スタッフが行っています。
自立とは、他人の基準に合わせることではなく、「 自分らしい生き方を自分の力で築いていくこと」。
その未来への新たなスタートを、 私たちと一緒に描いていきませんか?

FMすぎなみによる、インタビューの様子

インタビューを終えリラックスムードのサービス管理責任者の下田直樹さんとFMすぎなみの菅沼さん

エントランス、大きなロゴが皆さんをお迎えします
| いちきゅうリワーク | 杉並区上荻1丁目5番8号 直長ビル2階 JR中央線・総武線、東京メトロ丸の内線「荻窪駅」北口から徒歩2分 |
| 利用時間 | 月曜日~金曜日 9:30~15:30 (日曜・祝日・年末年始を除く) |
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。