杉並区 あの店この店 まいぷれ杉並区編集部がお邪魔したお店
★千日紅繋和会と地元有志の皆さんが、街おこしのために種まきから育てた千日紅の花の苗を配布しました★

「夏のふれあい千日紅花祭り」は、千日紅の無料配布や体験コーナー、屋台、ステージ、ワークショップなど、地域の結びつきを大切に運営される温かく賑やかな雰囲気が、妙法寺の境内を包み込みました。
2025年6月29日(日)、杉並区堀ノ内にある「やくよけ祖師 堀之内妙法寺」の境内にて、「夏のふれあい千日紅花祭り」が開催されました。雨が心配された週末でしたが、幸い天候にも恵まれ、朝10時のスタートから多くの来場者でにぎわいを見せました。
この祭りは、地域の絆を深めるとともに、可憐な千日紅(せんにちこう)の花を通じて人々の心を結びつけることを目的に、地元商店や学校、ボランティア、団体が一体となって運営しています。主催は「千日紅繋和会(せんにちこうけいわかい)」と地元有志。中心となるのは、堀ノ内商店街の老舗「清水屋」のおかみであり、地域活動家でもある山田重子さんです。

妙法寺、日蓮宗の名刹、厄除け祖師として知られ、江戸時代から多くの参拝者を集める霊場です
祭りの名物ともいえるのが、千日紅の苗の無料配布。今年も午後1時から、先着300名に苗が手渡されました。この小さな苗を受け取った人々は、それぞれ自宅の鉢や庭に植えて育てることで、まるでこの日の“絆”を育てていくかのような気持ちになれるといいます。
また、有料・限定20名で実施された「寄せ植え体験」では、色とりどりの植物を使ってオリジナルの鉢植えづくりが行われ、子どもたちや親子連れの参加者が熱心に土と向き合っていました。

ベジタリアン/ヴィーガン対応レストランレクトサンドカフェも出店。写真は会場に登場したキッチンカー「レクト号」。

各種串焼きから揚げ物、おこわやハンバーガーなど和洋エスニック折衷の様々な屋台がお祭りを盛り上げていました。もちろんキンキンに冷えた飲み物やかき氷も。
お祭りと言えば、屋台グルメも欠かせません。堀之内妙法寺の境内には多種多様な模擬店が立ち並び、香ばしい香りが漂っていました。
焼きそば(なんと“パッタイ風”!)
焼き鳥
かき氷(子どもたちに大人気)
キムチ・チヂミ(韓国風屋台)
山菜おこわ、赤飯、お団子(和スイーツ)
ロングポテト、イカ焼き、餃子など
特筆すべきは、アレルギー対応の食品ブースが用意されていた点。昨今の食物アレルギーへの配慮も行き届いており、小さなお子さんを持つ保護者たちにも安心して楽しんでもらえる工夫がされていました。

獅子舞登場! 権蔵さんは頭をガブっとやってもらいました。いいことあるぞ、きっと!

通常はこの様に嚙まないそうです。リスクエストがあれば噛んでくれます。
境内には、多彩なワークショップや体験ブースが並びました。
・ハーバリウム&アロマクラフト
・缶バッジづくり
・似顔絵コーナー
・タイルモザイクアート
・ペーパークラフト
・トイドローン操縦体験
・バルーンアート
・南京玉すだれ
どのブースも子どもたちでにぎわい、笑顔があふれていました。特にドローン体験では、操縦を初めて体験する小学生たちが目を輝かせてチャレンジしており、「将来はドローンで働きたい!」という声も聞かれるほどの人気ぶりでした。

今年も東京メトロから出店がありました。子供たちに大人気でした。メインはやはり近くを通る丸の内線。

ワンコインでやってもらえる相性診断、大人も子供もドキドキ、そして興味津々。
「済美小おやじの会」の皆さんによる射的コーナーや、ミニ消防車の体験などもあり、子どもたちはテンション最高潮。会場の一角には「遊び場ゾーン」も設けられ、風船やシャボン玉、わたあめなども楽しめるほか、スタンプラリーも実施され、楽しみながら境内をぐるっと回れる工夫がされていました。

地元の子ども達によるフラダンス。その可愛さに皆目が釘付け。

大人の本格的なハワイアンダンスチームによるフラ。音楽ともマッチした見事な踊り。

手作り、手編みの人形も。どれもこれも可愛くてどの子を連れて帰ろうか迷ってしまいます。

子供たちが次々と「こんなの作ってぇ~」。アートバルーンのおじさんは休む間も惜しんで風船に手を加えます。
午後からは、妙法寺境内に設置された特設ステージで、さまざまなパフォーマンスが披露されました。
・和太鼓演奏で開幕
・吹奏楽団による懐かしの名曲メドレー
・地元小学生のダンス披露
・AHA DANCEの本格的ダンスパフォーマンス
・琴の演奏とバンドによる和洋折衷セッション
・ハワイアンフラによる夏らしい演出
・紙芝居で伝える地域の昔話
そして、祭りのフィナーレを飾ったのが高円寺阿波おどり協会 菊水連・華純連による阿波おどり演舞。午後2時40分から始まったこの演目には、多くの来場者が足を止め、踊り手たちの勇壮かつ優雅な舞に大きな拍手が送られました。

地元の子供たちも協力して、この日のために用意した千日紅の鉢植え。お祭りの来場者に無料で配られました。

一つひとつに地元の皆さんの思いがこもっています。これから秋にかけて長く色鮮やかな丸い苞(ほう)を楽しめます。
この「千日紅花祭り」は、ただの夏のイベントではありません。
主催する「千日紅繋和会」は、堀ノ内を中心とした地域住民や商店、学校、NPO、ボランティアが手を取り合い、年に一度の大切な交流の機会として、このお祭りを作り上げています。
代表の山田重子さんは、「花と笑顔を通じて人の輪を広げていきたい」と語り、イベント収益の一部を被災地支援に寄付する活動も続けています。地域の助け合いや思いやりの精神が息づく祭り、それが「千日紅花祭り」なのです。

午後1時から来場者に千日紅の鉢植えが配られました。あっという間に長蛇の列が出来上がりました。
今後も継続開催が予定されており、ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。千日紅のように、色鮮やかでやさしい時間が、あなたを待っています。
主催:千日紅繋和会(清水屋)
代表:山田重子
電話:03-3311-0725 / 03-3313-6787(山田さん直通)
このように、心が温まるお祭りとして、地域の宝であり続けている「千日紅花祭り」。
来年もまた、たくさんの笑顔が咲き誇ることを願ってやみません。

大汗をかきながらも、千日紅花祭りを堪能し満足げな権蔵さん

生年月日で生まれ持った特性が丸わかり
バースデーサイエンス
nico mama clubの素敵な皆さん!
【まいぷれ杉並区編集部】
「千日紅花祭り」は、ただの地域イベントではなく、人と人をつなぐ“花の縁日”でした。境内に広がる笑顔、花とふれあう子どもたちのまなざし、地元の味に舌鼓を打つご家族、そして阿波おどりの響き、そのすべてが、まさに地域のエネルギーそのものでした。
何より、この素晴らしいお祭りを支えてこられたのは、山田重子さんという存在なくして語れません。お会いするたびに感じる、あふれんばかりの情熱と行動力。地域への想いを誰よりも強く持ち、誰よりも軽やかに動くその姿は、まさに「エネルギーの塊」です。
準備から当日の運営、そして次代へつなぐ仕掛けづくりまで、本当にありがとうございました。山田重子さんの笑顔と志が、これからも多くの人の心を照らし、地域を動かしていくことを私たちも確信しています。
来年もまた、千日紅の花とともに。
感謝と敬意を込めて。
まいぷれ杉並区編集部
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