地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

杉並区の地域情報サイト「まいぷれ」杉並区

杉並区 あの店この店 まいぷれ杉並区編集部がお邪魔したお店

【阿佐ヶ谷】Kind table (カインドテーブル)

(更新)

夜景と野菜を楽しむ秋のPLANT BASED洋食と米麹ビール

秋の洋食プレートをはじめ、季節野菜のグルテンフリーパスタ、米粉ピザ、国産米麹ビールなど、Kind Tableの彩り豊かな料理が並びます。

阿佐ヶ谷の街を見渡す「やさしい食卓」へ

JR阿佐ヶ谷駅南口から徒歩約4分。阿佐谷パールセンター商店街に面したビルの7階にある「Kind Table(カインドテーブル)」を、まいぷれ杉並区編集部が訪れました。

2026年6月にオープンしたこちらのお店は、管理栄養士で料理家の中村美穂さんが手がける、プラントベースのカフェレストラン&クッキングスタジオです。

プラントベースとは、野菜や果物、豆類、穀物など、植物由来の食材を中心とした食事のこと。

Kind Tableでは、グルテンフリーや発酵食品、薬膳、ローフードなどの考え方も取り入れながら、食べる楽しさを大切にした料理を提供しています。

今回は、秋の洋食プレートを中心に、色鮮やかなパスタや米粉ピザ、米麹を使った珍しいビールまで、Kind Tableならではの魅力をご紹介します。

Kind Table(カインドテーブル)

飲食業(プラントベース・自然食)、料理教室

植物性素材で身体に優しい、野菜とお菓子の料理教室併設カフェ

杉並区阿佐谷南1-35-7 THE CITY阿佐ヶ谷2 7階

秋の洋食プレート【Menu】

◆ メイン料理

有機ひよこ豆とテンペ、れんこん、きのこのベジハンバーグ
赤味噌デミグラス風ソース・焼き野菜添え

◆ 副菜・サラダ

バーニャカウダ風カシューソース・スティック野菜添え

にんじんとひまわりの種入りバルサミコドレッシングのサラダ

季節の果物

◆ 主食(選択制)

有機玄米おにぎり または 米粉パン

◆ スープ

かぼちゃとにんじん、有機ひよこ豆の豆乳ポタージュ

保育園栄養士時代から受け継がれる、やさしいポタージュ

今回のポタージュスープは、店主の中村美穂さんが保育園栄養士時代に、離乳食として作り始めた一品です。

その後も料理教室や書籍にたびたび登場する、長年愛されてきた人気のスープです。

少量のオリーブオイルで野菜をじっくりと蒸し炒めし、昆布やローリエ、野菜、きのこからとったベジブロスで丁寧に煮込みます。

ミキサーにかけた後、豆乳と塩、こしょうでシンプルに仕上げることで、素材そのものの甘みやうま味を引き出しています。

身体にやさしく染み入るような、滋味深い養生スープです。

大豆ミートを使わない、食べ応えのあるベジハンバーグ

メインのベジハンバーグには、大豆ミートを使用していません。

有機ひよこ豆やテンペ、れんこん、きのこ、有機オートミール粉を組み合わせることで、植物性の素材だけでありながら、しっかりとした食べ応えに仕上げています。

赤味噌のコクを生かしたデミグラス風ソースが、素材の味わいをさらに引き立てます。

100%プラントベース。調味料から手作りするこだわり

今回のプレートは、100%プラントベース(植物性食材のみを使用)。

ソースやドレッシングも、すべて自家製調味料から丁寧に仕込んでいます。

化学調味料・白砂糖・添加物は不使用。

野菜や豆類、発酵食品が持つ本来の味わいを生かしながら、おいしさと食べる楽しさを追求した、Kind Tableならではの秋の洋食プレートです。

秋の洋食プレート。ひよこ豆とテンペ、れんこん、きのこのベジハンバーグに、赤味噌デミグラス風ソースをたっぷり。

お肉を使わないのに食べ応え十分!秋のベジハンバーグ

今回の秋の洋食プレートの主役は、「有機ひよこ豆とテンペ、れんこん、きのこのベジハンバーグ」。

テンペとは、大豆を発酵させたインドネシア発祥の伝統的な食品です。

こちらのハンバーグには大豆ミートを使用せず、有機ひよこ豆やテンペ、れんこん、きのこ、有機オートミール粉などを組み合わせて、しっかりとした食べ応えを生み出しています。

その上にたっぷりとかけられているのが、赤味噌を使った自家製デミグラス風ソース。

味噌のコクを生かした濃厚なソースが、植物性の素材で作られたハンバーグを引き立てます。

添えられたれんこんやかぼちゃ、ズッキーニなどの焼き野菜も彩り豊か。野菜そのものの味わいや食感を楽しめる一皿です。

彩り豊かな副菜にも、手間を惜しまない工夫

プレートには、バーニャカウダ風のカシューソースを添えたスティック野菜、にんじんとひまわりの種を使ったバルサミコドレッシングのサラダ、季節の果物も盛り付けられています。

通常、バーニャカウダにはアンチョビなどが使われますが、こちらではカシューナッツを活用し、植物性の素材だけでコクのあるソースに仕上げています。

さらに、ソースやドレッシングまで自家製調味料から丁寧に仕込み、今回のプレートには化学調味料、白砂糖、添加物を使用していません。

主食は、有機玄米おにぎり、または米粉パンから選ぶことができます。

保育園栄養士時代から受け継がれる、やさしい豆乳ポタージュ

プレートと一緒に提供される「かぼちゃとにんじん、有機ひよこ豆の豆乳ポタージュ」には、中村さんの長年の経験が詰まっています。

このスープは、保育園の栄養士として働いていた頃、子どもたちの離乳食として作り始めたもの。

少量のオリーブオイルで野菜をじっくりと蒸し炒めにし、昆布やローリエ、野菜、きのこから取ったベジブロスで丁寧に煮込んだ後、ミキサーにかけ、豆乳と塩、こしょうで仕上げます。

素材の甘みとうま味を引き出した、シンプルでやさしいポタージュです。

そのおいしさから、現在も料理教室や中村さんが携わった書籍などにたびたび登場する人気の一品となっています。

季節野菜をたっぷり使ったグルテンフリーパスタ。ズッキーニ、きのこ、トマトなどが彩る華やかな一皿。

野菜のおいしさを楽しむグルテンフリーパスタ

Kind Tableでは、洋食の定番であるパスタも、グルテンフリーのスタイルで楽しめます。

今回撮影したパスタには、ズッキーニやきのこ、トマトなどの季節野菜がたっぷり。

赤いソースに緑の野菜が映え、テーブルに運ばれてきた瞬間から食欲をそそる彩りです。

小麦由来のグルテンを使用しないパスタは、グルテンを控えている方だけでなく、普段とは違う素材のパスタを楽しみたい方にも興味深いメニュー。

野菜を脇役にするのではなく、その味わいや彩りを料理の中心に据えているところにも、Kind Tableらしさが表れています。

フライパンで焼き上げる米粉ピザ。自家製トマトソースと豆乳チーズに、ズッキーニやきのこなどの野菜をトッピング。

フライパンで熱々!米粉生地の野菜ピザ

もう一つ注目したいのが、米粉を使った自家製ピザです。

米粉の生地に、きのこや野菜を使った自家製トマトソース、豆乳チーズ、季節の野菜やハーブをトッピング。

フライパンにのせたまま、熱々の状態で提供されます。

一般的な小麦粉のピザとは異なる米粉ならではの食感と、たっぷりの野菜が特徴です。

乳製品を使わない豆乳チーズや自家製ソースを組み合わせることで、植物性の素材だけでもピザを楽しめるよう工夫されています。

一人でじっくり味わうのはもちろん、友人や家族と取り分けながら楽しむのにもぴったりです。

国産米麹を使ったグルテンフリービール。植物性食材や発酵調味料を生かしたKind Tableの料理と一緒に楽しめます。

国産米麹から生まれた、珍しいグルテンフリービール

Kind Tableでは、お酒にもこだわりがあります。

今回注目したのは、国産米麹を使用したグルテンフリービールです。

米麹は、日本酒や味噌、甘酒など、日本の食文化を長く支えてきた発酵食品の一つ。

Kind Tableでも、甘酒、塩麹、醤油麹、味噌などを日々の料理に活用しており、米麹を使ったビールは、まさにお店の食への考え方と通じる一杯です。

過去の店舗ニュースでは4種類の米麹ビールの入荷も紹介されており、今回はそのうちの2種類のボトルを撮影しました。

テンペを使った料理や米粉ピザなど、植物性の食材を生かした料理との組み合わせも楽しめます。

阿佐ヶ谷の街を眺めながら、いつもとは少し違うビールを楽しんでみるのもよさそうです。

グルテンフリーの季節野菜パスタ。ズッキーニやきのこがたっぷり。トマトの赤と野菜の緑が食欲をそそります。

有機ひよこ豆とテンペのベジハンバーグ。赤味噌デミグラス風ソースと、れんこんやかぼちゃなどの焼き野菜を一緒に。

食べる楽しさを大切にするKind Tableの料理

野菜を中心とした料理というと、あっさりとした味付けや、控えめなボリュームを想像する方もいるかもしれません。

しかしKind Tableの料理は、見た目の華やかさや食べ応えにも工夫が凝らされています。

パスタには色とりどりの野菜を盛り付け、ピザには自家製ソースと豆乳チーズ、ハンバーグには赤味噌のコクを生かしたソース。

「何を使わないか」だけではなく、「植物性の食材でどれだけおいしく、楽しい食事ができるか」を大切にしていることが伝わってきます。

野菜たっぷりの米粉ピザを取り分けて。自家製トマトソースと豆乳チーズが、彩り豊かな野菜のおいしさを引き立てます。

ベリーや果物を美しく重ねた華やかなグラスパフェ。プラントベースのスイーツもKind Tableの魅力です。

食後には、植物性素材を生かした美しいスイーツも

Kind Tableでは、料理だけでなくスイーツにも植物性の素材を生かした工夫が取り入れられています。

写真のグラスパフェは、深い紫色のベリーを中心に、クリーム状の素材や果物などを美しく重ねたもの。

グラスの中に幾重にも重なる色や食感の違いが、見た目にも楽しいデザートです。

お店ではローフードの考え方を取り入れたロースイーツや、米粉を使った焼き菓子なども展開しています。

食事の後に、コーヒーやお茶とともにスイーツを楽しむカフェとしての利用もおすすめです。

店内で作る米粉パンの焼成前の様子。生地を一つひとつ丁寧に仕上げ、オーブンで焼き上げていきます。

こんがりと焼き色のついた自家製米粉パン。秋の洋食プレートでは、有機玄米おにぎりと米粉パンから主食を選べます。

米粉パンも手作り。料理の基本から学べるクッキングスタジオ

Kind Tableでは、米粉パンも手作りしています。

写真は、オーブンに入れる前の生地から、焼き上がるまでの様子。

丁寧に成形された生地が、こんがりとした焼き色のパンへと仕上がっていきます。

そして、このお店のもう一つの顔が、料理教室を開催するクッキングスタジオです。

管理栄養士としての専門知識を生かし、プラントベース料理、米粉パン、グルテンフリーのお菓子、ロースイーツ、発酵料理など、幅広いテーマで講座を開催しています。

単にレシピを覚えるだけでなく、食材の特徴や栄養についても学べることが魅力です。

明るい木の家具と白を基調としたKind Tableの店内。草花が飾られた落ち着いた空間で、ゆっくり食事を楽しめます。

7階の窓から眺める夕暮れの阿佐ヶ谷。オレンジ色に染まる空と街並みが、食事の時間をさらに特別なものにしてくれます。

阿佐ヶ谷の街並みを見渡す、開放感のある空間

Kind Tableの魅力は、料理だけではありません。

店内は白を基調とした明るい空間に、木の温もりを感じる家具が並び、季節の草花がさりげなく飾られています。

そして印象的なのが、7階の窓から広がる眺望です。

阿佐ヶ谷の住宅街の向こうに都心の高層ビル群を望むことができ、夕方にはオレンジ色に染まる空と街並みを楽しめます。

商店街のにぎわいから少し離れた高層階で、景色を眺めながら過ごす時間も、このお店ならではの楽しみ方。

ランチやカフェタイムだけでなく、夕暮れ時に食事やビールを楽しむのも魅力的です。

Kind Tableを運営する管理栄養士・料理家の中村美穂さん。食育や料理教室、レシピ開発など、長年にわたり食の分野で活躍しています。

OWNER PROFILE

管理栄養士・中村美穂さんが伝えたい、食の楽しさ

Kind Tableを運営する中村美穂さんは、東京農業大学で栄養学を学び、保育園栄養士などの経験を経て独立した管理栄養士・料理家です。

2009年から料理教室「おいしい楽しい食時間」を主宰し、離乳食や幼児食、家庭料理、食育など、長年にわたり食に関する活動を続けてきました。

また、育児・料理関連の書籍や雑誌で、栄養監修やレシピ制作、調理などを数多く担当しています。

2021年にはaikaフードプランニング株式会社を設立し、プラントベース・グルテンフリーのデリやスイーツを展開。

そして2026年6月、これまで積み重ねてきた経験を生かし、カフェと料理教室を融合させたKind Tableを阿佐ヶ谷にオープンしました。

 

今回いただいたポタージュが、保育園栄養士時代の離乳食から生まれたというエピソードも、中村さんの料理に対する姿勢をよく表しています。

栄養学の専門知識を持ちながら、食べる人にとってのおいしさや楽しさも大切にする。その考え方が、Kind Tableの一皿一皿に込められています。

野菜料理や米粉ピザなどを囲んで楽しむ食事のひととき。ゆったりとした店内は、友人同士での利用にもぴったりです。

大きな窓から街並みが広がるKind Tableの店内で記念撮影。明るく開放的な空間もお店の魅力です。

食事を囲む時間が、人と人をつなぐ場所に

Kind Tableという店名には、「やさしい食卓」という思いが込められています。

そのやさしさは、食べる人の身体だけでなく、動物や自然環境、そして未来の社会にまで向けられたものです。

だからこそ、プラントベースやグルテンフリーを特別なものとして難しく考えるのではなく、まずはおいしい料理を楽しむことから始められる場所を目指しています。

友人との食事、家族でのカフェタイム、一人で過ごすゆったりとした時間。

さらに料理教室やワークショップなど、食を通して新しい発見や交流が生まれることも、Kind Tableならではの魅力です。

季節野菜を使ったパスタや米粉パンなど、Kind Tableの料理を紹介するイメージ写真。彩り豊かな食卓が広がります。

野菜を中心としたプレート料理と、華やかなベリーのグラススイーツ。食事からデザートまで楽しめるKind Table。

おいしい料理から始まる、身体と地球にやさしい食卓

今回Kind Tableを訪れて感じたのは、野菜を中心にした料理の豊かさです。

ひよこ豆とテンペのベジハンバーグ、季節野菜のパスタ、熱々の米粉ピザ、そして米麹を使ったビールや色鮮やかなスイーツ。

どれも「健康のために我慢する食事」ではなく、食べることそのものを楽しめるように工夫されています。

栄養学の知識と長年の料理経験から生まれる、身体にも環境にも配慮した「やさしい食卓」。

阿佐ヶ谷で野菜のおいしさを再発見したい方、グルテンフリーやプラントベースの食事に興味がある方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

また、料理教室やワークショップも開催されていますので、食べるだけでなく、料理について学んでみたい方にもおすすめです。

※料理内容や営業時間は季節・開催日によって変更される場合があります。来店前に最新情報をご確認ください。

基本情報

店名:
Kind Table(カインドテーブル)

所在地:
〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南1-35-7 THE CITY阿佐ヶ谷Ⅱ 7階

アクセス:
JR阿佐ヶ谷駅南口より徒歩約4分

電話番号:
070-9173-6726

 

営業時間:
木曜日・日曜日 11:30~19:00
金曜日・土曜日 11:30~21:00
※料理教室開催日の金・土曜日は17:00~21:00

定休日:
月曜日・火曜日・水曜日(臨時営業・休業あり)

開業日:
2026年6月5日

代表:
中村美穂(管理栄養士・料理家)

業態:
プラントベースカフェ・グルテンフリー料理・料理教室・クッキングスタジオ

 

駐車場: なし

喫煙: 全席禁煙

支払い方法:
各種クレジットカード、PayPayなど電子決済対応

 

Instagram:
@kindtable_asagaya

予約・問い合わせ:
公式LINE(@097inynh)

※営業時間は料理教室やイベントによって変更される場合があります。最新情報は公式Instagramをご確認ください。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。