
妙法寺名物揚げまんじゅう 手打ち蕎麦 清水屋2代目おかみさん 山田重子さん
杉並区で活躍している人を取り上げます
★妙法寺商店街に広がる千日紅の花と笑顔のおもてなし 千日紅繋和会 山田 重子さん★
千日紅繋和会 会長 山田 重子さん

妙法寺名物揚げまんじゅう 手打ち蕎麦 清水屋2代目おかみさん 山田重子さん
山田重子さん
1947年生まれ。堀ノ内の「清水屋」2代目おかみ。千日紅繋和会代表
1964年の東京オリンピックでは、新幹線や首都高速道路が開通し、東京は一気に当時の先進国並みの姿へと変貌を遂げました。そのような都会の喧騒の中で、二十歳の山田重子さんは、昭和15年創業の老舗「清水屋」に嫁いできたのです。
時代が移り変わり、景気が後退する中、後継者不足も重なって、商店はシャッターを下ろし、妙法寺門前通り商店街もかつての賑わいを失っていきました。
人が少なくなり、寂しささえ漂う妙法寺門前通り商店街に、再び活気を取り戻したい。
そんな思いを抱いていた重子さんが出会ったのが、「色あせぬ愛」と「不屈の象徴」である千日紅でした。
千日紅に惹かれた重子さんは、2年の歳月をかけて協力者を説得し、栽培方法を学び、少しずつその魅力を周囲に広めていきました。
杉並区妙法寺門前通り商店街を活気のあった商店街を取り戻したい…という思いから、閉店した店のシャッターの前に千日紅の鉢植えを置き始めました。
さらに本格的に活動を進めるため、長年かけてコツコツと貯めてきた預金を夢だった世界一周クルーズではなく、千日紅の栽培に投資することを決意しました。
花を置く活動をすすめていたところ、訪れた区の職員から「この商店会は、いつ来てもきれいな花が咲いていてすごいですね」と声をかけられ、話をしているうちに、すべてを山田さんが自費で賄っていることを知った職員が、区に補助金制度があることを教えてくれました。
慣れないコンピューター操作を学びながら申請を行い、補助金が無事に承認されました。
これまで個人の資金で負担し続け、資金が枯渇しつつあった山田さんにとって、補助金は大きな助けとなりました。支援を受けさらに精力的に千日紅を栽培し、花の数を増やしていきました。
また、山田重子さんは、商店会のおかみさんや地域の女性たちと月に1回「ちいさなお茶会」を開き、手作りの商品を製作してイベントなどで販売し、その売上金を栽培資金に充てています。
2009年には、商店会を盛り上げるために山田さんが実行委員長となり、第1回「夏のふれあい千日紅花まつり」を妙法寺で開催しました。
もともと妙法寺の千部会は8月に夏祭りのように催されていましたが、ある時から5月に変わってしまい、地域の楽しみであった夏祭りが途絶えていました。そこで、山田さんは「夏の妙法寺の縁日をもう一度復活させたい」という思いから、地元の協力を得て、幅広い年代が楽しめるお祭りを開催することができました。
2011年の東日本大震災後、山田重子さんは3年間にわたり南相馬市で千日紅の種を配布し、南相馬市に千日紅を植えて、住民の皆さんの心を癒すことを目指して活動を始めました。
震災直後には活動を中止にしようという声もありましたが、山田重子さんは、こんな時だからこそ、元気を出して何かを成し遂げることが大切ではないかと考え、小学校の生徒に募金箱を作ってもらい、祭りで募金を集めました。
また、同会のメンバーから「故郷の福島県双葉郡川内村では多くの人が離散し、高齢者が多く残っている。彼らを元気づけるため、花を咲かせてもらえないか」という依頼を受け、それ以来、土の質の問題などに取り組みながら努力を重ね、少しずつ花が咲くようになっていきました。現在もボランティアの協力を得て、春に苗を植え、秋に刈り取る作業を続けています。
お店と介護と千日紅同好会と忙しく過ごしていた山田さんは、50歳のときに重い病に倒れ、入院生活を余儀なくされました。
それまでは自らリーダーとして率先垂範し、ときには強引ともいえるほどに自身の考えを貫いて仕事に取り組んでいましたが、大病をきっかけに新たな人生のスタートを切り、お店の清水屋は娘さんに託し、自分が先頭に立つだけでなく人を育てて応援する立場で行動するようになりました。
2020年には、杉並区まちづくり協議会に認定された団体として、千日紅同好会を「千日紅繋和会」に改名し、代表に就任。
今後はこれまでの活動に加えて、すべての人が過ごしやすい商店会を目指して取り組んでいくそうです。
素敵な笑顔で皆を引っ張ってゆく山田重子さんの挑戦は、これからも続いていきます。

千日紅プロジェクトと初期の仲間
同好会としていただいた表彰状 奥の写真は山田さん50歳の時の写真

育てている千日紅

小さなお茶会で作られた作品
地元、堀ノ内が好きです。この地域と商店街を知ってもらいたいと思っています。
千日紅の花が、一番綺麗なのが6月から9月の間です。この通りに来て千日紅をみていただきたいですね。
新しい若手の方が集まってきているので、双方で手伝いをしながら引き継ぎをしていきたい。
商店街で、歴史や日本の文化、太鼓やお琴などを取り入れ、人を集めることをしながら新しく来られた人が今後はこの立地条件を生かして、町おこしをしてくれると思いますし、願っています。
今までいた方と新しく来られてお店を始められる方ともコミュニケーションをとることによってお互いの店の認知にもつながると思います。
藤村流二代目家元の藤村藤之輔さんも熱心なお方で、以前にワンフリさんとの共演を見た時にこれは是非と思いまして、お呼びいたしました。
藤村先生とは奉納の舞と盆踊りができたらいいねという、街の活性化につながりますしと意見が一致しています。
やはり、この地域の出身の方々と一緒にすることも大事だと思っています。
創始家元 源光士郎さんも外国でも評価されている方でフェイスブックでも繋がっています。
奉納の前に、奉納をこれからしますという儀式の演出について相談させていただきました。
今回、千日紅市でご出演が叶いました。

妙法寺境内で開催される花と笑顔のおもてなし 千日紅市は2024も開催されました。
育てた千日紅をイベントで提供する 山田重子さん

千日紅繋和会では、地元の有志ボランティアで千日紅の種から苗を育て、地域の団体と協力し、苗の配布や、ワークショップ、花壇への植え付けをするなど、千日紅の花の輪を広げています。
千日紅繋和会
| 住所 | 東京都杉並区堀ノ内3-48-3 |
| 問い合わせ | 03-3311-0725(清水屋 山田さん宛) |
| 千日紅繋和会HP | https://sennichiko.jimdofree.com/ |
| 妙法寺門前通り商店会 | http://monzendori.com/ |
編集後記
妙法寺商店街は、色鮮やかな千日紅の花が道を彩り、温かい雰囲気です。その中心には、長年地域を支え、笑顔でおもてなしをする山田重子さんがいます。
重子さんは、商店街の活気を生み出すキーパーソンであり、地元の人々や妙法寺を訪れる方々にも親しまれています
重子さんの存在は妙法寺商店街の魅力の一つとなっています。
人と人を繋ぐ役目をされた重子さんと千日紅。是非、千日紅市には足を運んでください。そこには笑顔の重子さんがどこかにいらっしゃるでしょう。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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