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杉並区で活躍している人を取り上げます

杉並区で活躍している人を紹介します。SUGINAMI コネクション

★シェアカフェ 阿佐ヶ谷イネルで月に1度営業 SSJ(さわやかスナックじゅん)マスターじゅんじゅんさん★

SSJ(さわやかスナックじゅん)マスターじゅんじゅんさんとパペットのじゅまぺる君

杉並区阿佐ヶ谷の片隅で、静かに息づく小さな命たちと共に

阿佐ヶ谷の静かな町角、「阿佐ヶ谷イネル」という場所に、小さなパペットたちと共に日々を紡ぐひとりの表現者がいます。
その人の名はじゅんじゅんさん。

 

福島でぬいぐるみに語りかけていた少年が、演劇に出会い、東京の小劇場で笑いと涙を届け、やがて命を宿した手のひらの表現=パペットと向き合う日々へとたどり着いた。

杉並区阿佐ヶ谷の空気と相性が良くて、「ここが一番しっくりくる」と語るじゅんじゅんさん。
彼の作るパペットたちは、静かに、でもたしかに私たちに問いかけてきます。
「いま、あなたの心はちゃんと動いていますか?」と。

 

そんなじゅんじゅんさんのお話しをお届けします。

阿佐ヶ谷駅北口から徒歩2分
スターロード商店街の一角にある「阿佐ヶ谷イネル」

阿佐ヶ谷イネル

日替わり店主によるカフェ・お食事・Barから、占い・パペット劇まで

福島から東京へ出たくてたまらなかった田舎町

僕の出身は福島県いわき市。18歳までそこで過ごしました。
田舎だったし、なんとなくぱっとしない空気感があって、自分の中でも「出たい」って気持ちがずっとあったんです。特に何か理由があったわけでもないんだけど、ずっと東京に行きたいなって。

子どもの頃は映画が大好きで、毎週のようにレンタルビデオを借りて見てた。
うちは駅前じゃなかったから、学校の友達とも距離があって、家に帰ってからはひとりの世界。ぬいぐるみや恐竜のおもちゃに話しかけたりしてましたね。今思えば、あの頃から、全てのものに命があるってことが自分の中で自然だったのかもしれない。



演劇との出会い、高校演劇から小劇場へ

 

高校3年のとき、たまたま友達に誘われて演劇部に入ったんです。演劇って全然興味なかったんだけど、友達が「脚本書く人いないんだよ」って。僕は映画が好きだったし、なんか嬉しくなっちゃって、脚本を書きました。脚本家って面白いなと思ったのが、最初のきっかけ。

 

大学は群馬だったんだけど、アパートは埼玉に借りて東京に近い距離に住んでました。

大学では自分で演劇サークルを立ち上げて、年に2回くらい公演、脚本も演出も役者も全部やってました。

けど、途中からバイトに夢中になっちゃって、だんだん演劇からは遠のいてしまいました。





演劇の本気体験、さいたま芸術劇場での転機

 

就職活動がしっくりといかないなかで、ふと見つけたのが「彩の国さいたま芸術劇場」の募集でした。
小論文と面接を経て合格し、1年がかりで本格的な演劇のワークショップに参加することに。ベテラン俳優さんたちと一緒に舞台を作って、最終の舞台後の打ち上げで泣くほど感動して…「演劇っていいな」と心から思いました。

その後、ありがたいことに劇団に誘われたんだけど、なんか縛られる感じがして、どうしても踏み出せなかったんです。僕は自由に、自分のペースでやりたかったんだと思う。



パペットとの出会い、ある日ふと目に入った「パ」の文字

 

「何か学びたいな」って思ってワークショップを探してたとき、「パ」ってカタカナが目に飛び込んできて。よく見ると、パペットと書いてありました。
「パペット…?」って思ったけど、昔からモノが生きてるように感じる感覚が自分にはあったんですよ。野菜をいじって遊んでたら本当に生きてるみたいに感じちゃって、友達に気持ち悪がられたこともありました。

それで興味本位でパペットのワークショップに参加したら、「今度、銀河鉄道の夜の劇やるんだけど、出てみない?」って言われて。
仕事しながらだったけど、思い切って参加してみたんです。主役のジョバンニ役でセリフがめちゃくちゃ多かったけど、なぜか覚えられ。嬉しかったですね、純粋に。

コロナ禍と新しい挑戦 、自分で動画配信へ

 

その後、そのカンパニーと一緒にプーケットのパペットフェスティバルに参加したり、国内外でパフォーマンスをしたりもしました。けど、コロナで活動が制限されるようになって。
そんなとき、「自分で動画作ってみよう」って思ったんです。人形を自作して、動画を撮って配信。


ここ、杉並の「阿佐ヶ谷イネル」で活動を始めたのは2020年6月。自分の屋号でやるって決めて、ようやく形になったのがこの時期でした。ちなみに名前は「SSJ」、言葉遊びが好きな僕がふざけ半分で考えたもの。最初は「ソフトスナックじゅん」って名前だったんですよ。でも、今は「さわやかスナックじゅん」です。

これからの夢、居場所を作る人でありたい

 

今はまだ本業があるから、副業みたいな形で活動してます。でも、いつかはこのパペットの活動を軸にして、みんなの居場所を作りたい。

それは「子ども食堂」でもいいし、「地域の人が自然に集まれる場所」でもいい。
若い人とお年寄りが混じって、みんなで支え合って、何かを育んでいけるような、そんな場を。

阿佐ヶ谷のこのエリア、何も派手なものはないけど、感性が合う。派手じゃないからこそ、飽きない。

 

杉並、阿佐ヶ谷って僕にとっては「居心地のいい場所」なんです。

 

チリコンカン バケット添え 小腹が空いたときに良いサイズ

チーズケーキ まいぷれの名前のデコレーションが! 

おすすめは?と言われたら

 

おすすめは「チリコンカン」!
デビューからずっと出してるメニューで、喫茶店の飲み物くらいの値段でしっかり食べられる一品。

でも、なぜかあまり注文されないんです。僕はずっと好きですけどね。

 


 

これが、今の僕 、 じゅんじゅんの「パペットと共に生きる」日々です。
もし興味を持ってくださったら、ぜひ杉並の「阿佐ヶ谷イネル」まで会いに来てくださいね。
何か作って、喋って、笑って、ほっとできる時間を一緒に過ごせたらうれしいです。

【じゅんじゅんチャンネル】 「ジュマペルおどり」

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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