杉並区の歩き方
(更新)
知れば知るほどハマる! 杉並をもっと楽しむ 1日&半日モデルプラン Plan1

知れば知るほどハマる! 杉並をもっと楽しむ
1日&半日モデルプランPlan1(第2回目 9月11日)
グリーンスローモビリティに乗って荻窪三庭園巡り
9月11日、「1日&半日モデルプラン Plan1」の続きを検証するため、権蔵さんは荻窪駅西口に向かいました。今回はここから発着するグリーンスローモビリティに乗って荻窪三庭園を巡ります。
グリーンスローモビリティは、杉並区が令和5年(2023年)3月に策定した「杉並区地域公共交通計画」に基づき、誰もが気軽で快適に移動できる地域社会の実現に向けて進めている新たな移動サービスのひとつです。令和6年(2024年)12月の荻外荘公園の開園に合わせ、荻窪駅南側地域の回遊性を向上する新たな移動サービスとして、令和6年度(2024年度)11月25日から本格運行をスタートしました。
乗り場についてから待つこと5分。グリーンスローモビリティが到着。運よく一番乗りだった権蔵さんは、見晴らしのいい運転席後ろの席に座ることができました。権蔵さんに続いて2名乗車したところで出発時刻となりました。時速20kmで走るグリーンスローモビリティ。フルオープンの車窓から荻窪の街並をゆっくりのんびりと楽しんでいるうちに住宅街の中へ。ちょっと駅から離れただけで都会とは思えない静けさ。これも杉並区のいいところですね。
「荻外荘公園」でグリーンスローモビリティを下車。荻外荘に向かいます。かの近衛文麿公の暮らした私邸で、昭和15(1940)年には東條英機陸相候補、吉田善吾海相候補と松岡洋右外相候補を招いて「荻窪会談」を開き、世界が激しく揺れる中、日本の進むべき方向を協議した歴史的な出来事の舞台です。
邸内は和洋折衷、伝統とモダンの共存という感じでした。この空間でいろんなことがあったんだなと思いを馳せながら、邸内を巡っていると突然の大雨。幸い見学中だったので濡れることはなかったのですが、あまりにも激しい雨のため外に出ることができず、食堂にあったモニターで上映していた動画を同じく足止めとなった他の見学者と一緒に雨が止むまで鑑賞していました(笑)。
雨が止んだので荻外荘を出て、向かいにある展示棟にちょっと寄った後、角川庭園、太田黒公園と回りました。展示棟には近衛家に関する展示物の他、荻窪にゆかりのある文化人などの資料も展示。棟内にはカフェもありますので、荻外荘見学の後、ちょっと休憩がてらに寄ってみるのもおすすめです。
角川書店創業者角川源義氏が寄贈した邸宅で一般公開されています。俳句や茶道などでもその名を知られ、戦後文化の育成に尽力された角川源義氏ゆかりの品や作品が展示されていました。文化の担い手の足跡をみて、権蔵さん我々も後世に残るものを伝えていかねばと思うのでした。
角川庭園を出て大田黒公園へ。さすが三庭園に数えられえるだけあって、公園内は見事に整備され、イチョウ並木をくぐって中に入ると、渓谷あり竹林ありの日本庭園のいいところを凝縮したような空間が待っていました。公園内の茶屋で一服の後、公園を出て荻窪駅に向かい、今日の「歩いてみた」は終わりました。
次回はいきなりラーメンです(笑)

荻窪駅南側を巡回するグリーンスローモビリティ。時速20㎞でゆっくりと回ります。

座席はこんな感じ。1列3人、2列計6人で満席となります。ただ権蔵さんのような方3人は非常にきついです(笑)。

荻外荘の外観。緑に囲まれた重厚な威容に圧倒されます。

ここであの歴史に残るあの「荻窪会談」が行われました。

角川源義(げんよし)氏の書斎。角川庭園は日本文学研究者で角川書店の創立者である同氏の自邸をご遺族が寄贈し整備したものです。

大田黒公園は、音楽評論家・大田黒元雄氏の屋敷跡を杉並区が整備したもの。公園内の芝生や樹木はきれいに手入れされています。公園内に作られた渓流に癒されます。
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