まいぷれ杉並区スタッフが行った!みた・きいた!
2027年1月から放送予定のアニメ「ひらやすみ」 作品の舞台となる杉並区で、まちを盛り上げる様々なコラボ企画を実施

2026年8月、阿佐谷の街が一年でひときわ華やかになる季節がやってきました。
阿佐谷の夏の風物詩「阿佐谷七夕まつり」です。
今年は記念すべき第70回。
色鮮やかな吹き流しや七夕飾り、商店街の皆さんが趣向を凝らして制作した名物の「ハリボテ」が阿佐谷の街を彩ります。
しかし、2026年の阿佐谷七夕まつりには、もうひとつ注目したい楽しみがあります。
2027年1月からNHK総合で放送予定のTVアニメ『ひらやすみ』と杉並区によるコラボレーションです。
作品の舞台となる杉並区で、『ひらやすみ』の世界と実際の街がつながるさまざまな企画が展開されています。


阿佐谷七夕まつりは、昭和29年(1954年)に始まった歴史あるお祭りです。
阿佐谷の夏を代表するイベントとして長く親しまれ、2026年で第70回を迎えました。
阿佐谷パールセンター商店街を中心に、笹や吹き流しなどの七夕飾りが並び、アーケードの頭上には個性豊かな手作りのハリボテが登場します。
この「ハリボテ」こそ、阿佐谷七夕まつりを象徴する存在。
動物やキャラクター、その年ならではの題材など、趣向を凝らした作品が商店街いっぱいに吊り下げられます。
今年は阿佐谷図書館でも第70回を記念したオリジナルの「プチハリボテ」を制作する子ども工作会が開催されるなど、地域全体で70回目の七夕を盛り上げています。


そんな2026年の阿佐谷で注目したいのが、
「TVアニメ『ひらやすみ』×杉並区」
のコラボレーションです。
『ひらやすみ』は、真造圭伍さんによる同名漫画を原作とした作品。
小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載されており、2027年1月からNHK総合でTVアニメが放送される予定です。
そして『ひらやすみ』と杉並区には、とても深いつながりがあります。
作品の中には阿佐谷をはじめとする杉並の街並みや、どこか見覚えのある風景が数多く登場します。
平屋、商店街、路地、釣り堀。
特別な観光地ではなく、人々が暮らしている日常の杉並の風景そのものが、『ひらやすみ』の大切な世界観を作り上げています。


主人公は、生田ヒロト。
29歳のフリーターで、のんびりと気ままな毎日を送っています。
そんなヒロトが、仲良くなった近所のおばあちゃんから平屋を譲り受けるところから、物語は大きく動き始めます。
そこへ美大に通うため山形から上京してきたいとこの「なつみ」がやってきて、二人の平屋での共同生活がスタート。
大事件が次々と起こる物語ではありません。
何気ない食事、散歩、人との出会い、仕事、将来への不安、季節の移り変わり……。
私たちの身近にある「普通の日常」を丁寧に描いているところが、『ひらやすみ』の大きな魅力です。
TVアニメ公式サイトでも、真造圭伍さんの漫画を原作とする作品として紹介され、監督・シリーズ構成・脚本を末澤慧さん、キャラクターデザインを浅野直之さん、アニメーション制作をProduction +h.が担当することが発表されています。

今回のコラボレーションで特に注目したいのが、阿佐谷七夕まつりです。
阿佐谷パールセンター商店街には、『ひらやすみ』の物語を象徴する「平屋」をモチーフにしたハリボテが登場。
七夕飾りが頭上を埋め尽くす阿佐谷のアーケードの中に、『ひらやすみ』の世界が溶け込みました。
漫画の中で描かれてきた阿佐谷。
その作品に登場する「平屋」が、今度は現実の阿佐谷七夕まつりのハリボテとして街の中に現れる。
作品を知っている人にとっては、思わず立ち止まってしまう光景です。
そして、まだ『ひらやすみ』を知らない人にとっても、「これは何だろう?」と作品に出会うきっかけになっています。
まさに、地域のお祭りと作品が自然につながったコラボレーションです。

七夕まつりとあわせて訪れたいのが、JR阿佐ケ谷駅近くにある「寿々木園」です。
昔ながらの雰囲気を残す釣り堀で、『ひらやすみ』の世界を語るうえでも重要なスポット。
主人公・ヒロトがアルバイトをする釣り堀を思わせる場所として、作品の世界と実際の阿佐谷が重なります。
今回のコラボ企画では、この寿々木園にも『ひらやすみ』の世界が登場。
原作コミックのイラストを使用したパネルとともに、「光る金魚のハリボテ」が展示されました。
しかも楽しめるのは夜。
暗くなった釣り堀に光る金魚が浮かび上がり、昼間の七夕まつりとはまた違った幻想的な風景を楽しむことができます。
にぎやかな阿佐谷パールセンターの七夕飾りを楽しんだあと、少し歩いて夜の寿々木園へ。
そんな『ひらやすみ』を巡る阿佐谷散歩も、この夏ならではの楽しみ方です。



コラボレーションは七夕まつりと寿々木園だけではありません。
ビーンズ阿佐ヶ谷「てくてく広場」には、『ひらやすみ』の主人公・ヒロトと杉並区公式アニメキャラクター「なみすけ」の等身大パネルによるフォトブースも登場。
さらに館内では、コラボビジュアルやアニメのティザービジュアル、特報映像なども展開されています。
『ひらやすみ』のファンはもちろん、これから作品を知る人も、阿佐谷の街を歩きながら少しずつ作品の世界に触れられる仕掛けになっています。
『ひらやすみ』×杉並区のコラボレーションで面白いのは、単にキャラクターのパネルを設置するだけではないところです。
そもそも作品そのものに、杉並の日常が息づいています。
商店街を歩く。
釣り堀へ行く。
住宅街の路地を抜ける。
昔ながらのお店に立ち寄る。
そんな何気ない「まち歩き」が、そのまま『ひらやすみ』の世界を感じる体験になります。
漫画の舞台になった街を歩き、今度はその現実の街の中に漫画やアニメの世界が現れる。
フィクションと現実が行ったり来たりする感覚こそ、今回の杉並区とのコラボレーションの面白さなのかもしれません。


昭和29年(1954年)から続く、阿佐谷の夏の風物詩「阿佐谷七夕まつり」。
2026年、記念すべき第70回を迎えた伝統あるお祭りに、杉並区を舞台とする『ひらやすみ』の世界が加わりました。
七夕飾りを見上げながら阿佐谷パールセンター商店街を歩けば、作中に登場する「平屋」をモチーフにしたハリボテが現れ、夜の寿々木園では光る金魚のハリボテが幻想的な風景をつくり出します。
70回にわたり受け継がれてきた地域のお祭りと、これからアニメーションとして新たに動き出す『ひらやすみ』。
一見すると異なる二つをつないでいるのは、「阿佐谷という街の日常」です。
いつもの商店街や路地、釣り堀など、何気ない杉並の風景が作品の世界につながり、実際に街を歩いていると、ふと漫画の中に入り込んだような感覚を楽しむことができます。
そして、TVアニメ『ひらやすみ』は2027年1月からNHK総合で放送予定。
監督・シリーズ構成・脚本を末澤慧さん、キャラクターデザインを浅野直之さん、美術監督を西村美香さん、音楽を澤田かおりさん、アニメーション制作をProduction +h.が担当します。
原作が持つ温かな空気感と、阿佐谷をはじめとする杉並の街並みが、アニメーションではどのように描かれるのでしょうか。
2027年1月の放送を前に、この夏は作品の舞台となる杉並・阿佐谷を歩きながら、ひと足先に『ひらやすみ』の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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